10月前半に読んだ本
* 彩雲国物語 -黒蝶は檻にとらわれる- 雪乃紗衣
ファンタジー。順調に御史の仕事をこなしていた秀麗だが、紅黎深の解任がらみで、紅家の官吏が一斉に出仕拒否&経済封鎖。当主である、秀麗の叔父も叔母も命じていない。誰が裏で糸をひいているのか?
心当たりを求め、秀麗の父は当主である弟とともに紅家の軍師の里を訪ねたが、そこは滅亡した後だった。急いで王都に戻るが、意外な人物の復讐は既に始まっていた。弱っていた秀麗の体も、体の中の仙が暴走するなど限界を迎えつつあり、事態は急展開を見せそうな、気になる終わり方。。
* いっちばん 畠中恵
お江戸ファンタジー。ご存知しゃばけシリーズ。長崎屋の若だんなは病弱で、妖に守られて暮らす。
「いっちばん」では、日限の親分が無実の大店の息子を疑ったと十手を取り上げられる寸前。若だんなの推理力と妖達の調査で、見事スリのトリックを暴く。「餡子は甘いか」では、菓子修業に出た栄吉が、自分より器用な弟子に追い越されて落ち込むが、砂糖盗人を捕まえてやる気を取り戻す。その影には鳴家ネットワークが?他の3編の内では、塗り壁のお雛ちゃんが薄化粧になって皆を驚かせます。
* こころげそう 畠中恵
お江戸恋物語&ミステリー&ファンタジー。主人公の下っ引きの宇多は、親分の家に居候。娘のお絹は彼に片思いしているようだが、彼には少し前に兄妹同時に水死という不可解な死に方をした思い人が居た。しかし、死んだはずの彼女「於ふじ」が幽霊になって戻ってきた!夜しか出歩けない彼女の助けを借りて、幼馴染の間に起こる事件と恋模様のもつれを解いていく。最後には水死事件の真相も?
この作者さんのお話は、食べ物も調べてあって、どれも美味しそうなのですが、この作品では「そばをたぐる」という表現が、美味しそうに聞こえました。
* 5年3組リョウタ組 石田衣良
小学校の5年の担任の先生のリョウタのクラスは、毎年学年最下位。髪を茶色にしていたり、どくろのペンダントをしていたり、教頭にも煙たがられる。そんな彼のクラスで、教室から逃げる子供が出て問題に。個人指導の間のフォローを会議でうまく言えない彼に代わって教頭や主任を言いくるめたのは、きざで嫌な奴と思っていた隣のクラス担任の染谷だった。彼の教師やPTAとの交渉能力に助けられながら、直球勝負で問題児や問題教師の更正にあたる。クラスもまとまり、学年テストで1位になる為に自主勉強まで始めた子供達だが、リョウタは?
パワハラを受けて心を病んだ教師に言った養護学校の教諭の、「生徒や卒業生の葬式に月3回も行った。」が衝撃的でした。
* ものいう髑髏 夢枕獏
ホラー中編集。チベットの真言士の話から、陰陽師みたいな鬼が出てくる話まで様々。自分の思い出の品ばかり並んだ縁奇堂のプロットは別のお話にも登場。ものいふ髑髏は、高利貸しに苦しめられた女が死んで野ざらしになってまで復讐する恐い話。鬼が出てくる話は百物語の舞台で演じられたそうで、白石さんの口調で語られたら恐さ倍増、一度見てみたい。
* ショートソング 枡野浩一
大学生の克夫はハーフのイケメンなのに、内気。密かに憧れる先輩の舞子にデートに誘われて食事、このまま。。と期待するが、短歌の会に連れて行かれ、しかも彼の役割は、舞子の恋人で浮気な天才歌人の伊賀への当て付けだった。意気消沈する克夫だが、彼の短歌の才能に気づいた伊賀は、嫉妬より彼への興味が湧き、何かと声をかけ始める。微妙な三角関係が始まるが。。
俺様キャラの伊賀と、自信の持てない克夫の位置が、舞子の心の中で上がったり下がったりする心理模様が面白かった。短歌は判らないが、心象風景を歌ったものの方が、景色を詠んだのより入りやすい気が。
* きみの犬です 令丈ヒロ子
ちょっと切ない恋物語&ファンタジー? ピナは女子高生。恋人のサトルは女の子にだらしなく、怒って離れたりするが、誘われるとまた付き合ってしまう自分が許せない。そんな時、合コンで、「ピナの死んだ飼い犬シロの魂が体に同居している」と言う変な男の子、城太に会う。自分と死んだ犬のシロしか知らないはずのことを言ったり、半分犬なのを信じていくピナ。サトルに失望して城太と付き合おうとするピナだが、元は家族であったシロと恋人になれるのか?
失恋した時にやさしく癒してくれる人は、ただの「いい人」で終わりがちかも。
* 夜光曲 -薬師寺涼子の怪奇事件簿- 田中芳樹
SF&ファンタジー。新宿御苑が一瞬の内に枯野に。テロか怪しい団体の薬品か?と何も掴めない上層部を尻目に、警察の参事官のエリート&大金持ちの涼子が部下(というよりパシリ?)の泉田とともに、怪事件に立ち向かう。人食いホタルやハムスターの波。パニックになる上層部だが、一見関係ない地方からの少女の来客が解決の鍵を握る。いつものように、盛大に壊しまくっているのは、犯人か涼子か?女性が読んでも涼子の活躍がかっこよくてファンに。
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10月10日からの3連休を利用、家族は真岡鉄道のSLとか北斗星やカシオペアなどを撮りに関東へ。私は日帰りだが、午前2時半位に家を出て、川越までは私も一緒に。8時前に着き、早すぎて店も開いて無いので、ホリデーパスを利用して東北線、武蔵野線と乗り継ぎ、始めは新三郷のららぽーとへ。
夢空間のダイニングカーの周りには家族連れや鉄道ファンがいっぱいで、こんな角度から私も。

画像のダイニングカーは外観のみ見学可ですが、11時に開くのを待って、ステーションキッチンの横の、ラウンジカーの中を見てきました。椅子も豪華、サロンっぽい作りで、一度乗車してみたかった。他の店も色々覗いて、静岡には無い、H&Mも都心の最初の店のように並ぶことなく見られた。(でも、買いたい服はなかった。)フードコートもうろうろしてみたけれど、特に惹かれるのがなくて、これも静岡には無いスイーツのお店で休憩。
戻りに武蔵野線を待っていたら、元北斗星の星のマークの塗装の機関車が通った。
その後、元に戻り川越へ。黒っぽい塗りの蔵作りの町へ行き、名物のいも菓子を食す。

大宮から京浜東北線に乗り(東北線や高崎線より空いていた。)有楽町へ。ライナスさん の写真展を見てきた。オーロラが緑色の炎のように燃え上がる作品が綺麗だった。
そこからは普通に東海道線で帰る。微妙な睡眠不足、夜立で仮眠するより疲れた。
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