4月前半に読んだ本
* 新ねじめのバカ ねじめ正一
エッセイ。この方の作品はあまり読んでいませんが、元が詩人だからか、エッセイなど短い方が面白そう。喫茶店でないと執筆できないという漫画家みたいな先生ですが、トイレ比較など目の付け所は風変わり。
1991年刊なので内容は現代と合わない点も。
* 堪忍箱 宮部みゆき
お江戸人情話&ホラー中編集。表題の作品はホラーに近い。決して開けてはいけない箱を代々伝える商家。その箱は喪の花の象嵌がしてある、いかにもそれらしいものだった。パンドラの箱を開けた時、思わぬ災いがふりかかるのは、箱の力か人の心か?他、人情話の「お墓の下まで」他。
模倣犯を始め、長編が多い作者さんですが、中編は途中で休憩が入るので返ってすらすら読みやすい。
* エステマニア 横森理香
小学生の前半は美少女でならした主人公、5年から急に太り始め、からかわれる対象に。さらに歯列矯正でお歯黒状態で暗い学生時代を過ごす。痩せようとこっそり雑誌の広告の怪しい食品を取り寄せたり、涙ぐましい努力も実らないが、大学生になる頃にはそれなりに。急に自信過剰になり、男を代え、オジサンから金を引き出して豪遊を重ねるが、ある男に心を奪われる。彼の為だけに、エステに通う毎日だが、外見に反してもてる彼は彼女だけを見てくれない。寂しさからとんでもない男にはまった主人公は愛する彼にも捨てられどん底に。そんな彼女を立ち直らせたきっかけは?
うーん、1回もエステに行ったことがなくて判らない世界だ。そんだけあったら海外旅行に10回くらい行けちゃうエステって??結論としては男の為じゃなく自分の為に行くエステが一番ということか。
* 恋 香 横森理香
サークルの乗りを引きずって、大学時代の女友達と付き合うサラリーマンの主人公だが。。街で見かけた美人「美由紀」にひとめぼれ、恋に落ちてしまうが誰とも判らない。会社の上司の見舞いに訪れた彼は、偶然同じマンションに住む彼女に再会。はかなげな外見からは想像できない破綻した生活を垣間見るのだが。。
平凡な会社員の主人公と真逆の、体を売り薬を買い自堕落に生きる彼女、身も心もボロボロに見える彼女も最後にそれなりに心休まる人との繋がりがあったのが救い。読者としては、「しっかりしろ」と言いたくなるような(そこまでひどくないが、美由紀の生活は太宰の人間失格を彷彿とさせる)お話ですが、そういう状況に陥ったら簡単には立ち直れないかも。
* Holly Flow 桜井亜美
恋愛について、心と体の微妙な関係を綴った5つの短編集。クリスマスの夜に風邪気味なのを押して一人残業、それも遠恋の恋人はすでに地元で新しい恋人を作ったらしい。という最悪の日に、パソコンのメンテナンスに来たクールな青年と燃えてしまうヒロイン。彼にも正直すぎて妻に出て行かれた過去が。行きずりの恋は二人の心にとってプラスなのかマイナスなのか?
他、ハイソな青年に恋をして背伸びしていたのが、ある日崩れてしまう話、幼馴染と再会したのにお互い気づかない振りで付き合ってしまう話など。うーん、そうかなと反論したくなっちゃうのも。
* トンデモweb業界 小田原貴樹
IT関連の仕事はお金持ち?いやいや。。企業のwebサイト構築に関わる人々の苦労話&喜劇?webサイト制作(プログラマ兼)を仕事にする筆者に降りかかる、クライアントからの無理難題、デザイナーのわがまま、迫る納期、肝心の料金が2ヵ月後払い、喜劇とも災難ともつかないお話がいっぱい。もちろんサイト構築の作業の流も説明されています。
やっぱり理科系の人もコミュニケーション能力は重要ってことでしょうか。
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4月前半の近況は、実家に寄る途中に静岡まつりを見たり、4日にオフ会で東京にいったりした位。かわせみさんのブログを見て麻機に行き、すごく久しぶりにヒレンジャクを見た。というか鳥見自体久しぶり。
ヒレンジャクというと、2,3年に一度春に来る時には、ほとんど実のなる木で発見されるので、柳から飛び立ち、虫を空中キャッチすると同じ場所に戻るヒタキ類みたいな姿は見たことが無く面白かった。
3月の掲載忘れ、麻機菜の花

駿府公園の桜。今年は花冷えが来て、長く楽しめました。

静岡まつりでは、昨今は怪しい露店がなくて、みんな同じような人形カステラやクレープ、お好みみたいなのばかり。しいていえば、寒かったせいかジャガバタやラーメン類が人気があった。
今年新しく見たオムウインナとビール。

今は、もう動かない。。もう取り壊しも近いよう。

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