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12月前半に読んだ本

* 狗王   吉岡平

SF?動物園のメスのオオカミが山に逃げて大騒ぎになるが、自分で戻り収まるが。。彼女が生んだ子供達はオオカミとも犬とも違うモンスターだった。新聞記者の父とともに動物園を訪れた8歳の紗奈恵は、子供の1匹「タチ」と仲良くなるが、園長が襲われたことからオオカミ舎は閉鎖、子供達はなぜか軍に引き取られる。実は彼らは軍部の生物兵器の秘密実験個体と狼の子供だった。さらに実験を重ねるため、唯一タチがなつく紗奈恵も軍部に狙われる。研究所から逃げ出した彼らに精鋭部隊が迫る。

色々なお話を下敷きにしながら、独自の視点で息をつかせぬ急展開で楽しめました。作者さんは「銀牙」評価高くないようですが、個人的には高橋作品好きです。ジャックロンドンは「野生の呼び声」を何度も読みました。日本の作家では椋鳩十とか戸川幸夫。

* サンタのおばさん   東野圭吾

童話絵本。世界各地にサンタが居て、必要事項はフィンランドに集まって会議で決める。会場へ急ぐイタリアサンタが村はずれで出合った女性は、なんと次のアメリカサンタ候補。「ひげはどうする?」「前例がない。」かんかんがくがくのサンタ達だが、彼女の暖かさが皆の心を溶かす。聖夜には彼女にも贈り物が。。

クリスマスにふさわしいハッピーなお話。↓のガリレオと全く違う世界。

* 予知夢   東野圭吾

ミステリー。探偵ガリレオシリーズ。帝都大物理助教授の湯川の元には、刑事の草薙によって、今日も難事件が持ち込まれる。5本の一見霊視や予知夢、ポルターガイストと思われる現象を湯川の鋭い推理が読み解く。「予知る」は、予告自殺の裏で蠢く殺人計画を暴く。湯川が暴くトリックを毎回考える氏の才能はすごいと思いながら読みました。

* 黒衣の騎士   水野良

ファンタジー。TRPGやパソコンゲームなどでもお馴染みの、ロードス島戦記とクリスタニアの世界の間が埋まった。黒衣の騎士アシュラムがダークエルフとともにマーモ帝国の騎士から漂流民の王となるまでを描く。パーンやディードなども敵の名前として登場。ロードス島戦記が人間側からの物語ならこちらはダークサイドからの視点。視点が変れば善悪も逆転。本当の悪は?

* ZOO   乙一

ホラー中編集。「カザリとヨーコ」は、双子の姉が、母と妹にいじめられて復讐を謀る。梅図作品の「おろち」を思わせる恐さ。復讐というと男はバイオレンスに走りがちだけれど、女の方が周到で陰惨。他、下水溝の中をバラバラ死体が流れて行く「SEVEN ROOMS」も13金のジェイソンを彷彿とさせる気持ち悪さ。

他の本で、あとがきに暗いイメージの気弱風なことを書かれています。Twitterを読むと、自主制作映画を上映したり、かなりエネルギッシュに活動されている様子。

* カラクリ荘の異人たち 3  -帰り花と忘れ音の時- 霜島ケイ

異界と現世を繋ぐカラクリ荘。門番役の大家を始め、下宿人は異界から入り込む妖怪を取り締まる役人やら、異界に修業に出る職人やら、変った連中。普通の高校生の太一は翻弄されてばかり。異界の町の方に迷い込んだ彼は、溶けた雪女に憑依されてしまう。雪女に花が見たいとせがまれるが、季節は晩秋。花に詳しいレンとはケンカ中。その上、義理の母からまずいクッキーを送られ悩むが、雪女との会話で、やさしい気持ちを少し取り戻す。異界は恐ろしい妖怪の棲家だが、都会では忘れられた人情が残っているような。

今回謎のタカハシさんの正体が判明。お客さんが落ち武者ってすごい。

***          ***          ***

と、諸事情で記事のアップをしばらく停止していました。

趣味の会の望年会の3次会まで行った。
支部報の取材が無いと、純粋に楽しんだりつまらない時は隣としゃべれる。

相変わらず、2次会の料理がうーん・・??飲み放題付だと多くは望めないが。

Bounekai091206


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