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11月後半に読んだ本、近況

* ハートの国のアリス -時計仕掛けの騎士-   小牧桃子

ファンタジー&ラブロマンス。「不思議の国のアリス」を土台にしたお話。カードの最中にうとうとしたアリスがうさぎ耳の男にハートの国に連れて行かれ、怪しい薬を飲まされるところまでは同じような展開だが。。ハートの国はキングやクイーンなど役付きの人々と、役無しの人々に階級の差があるどころか、役無しは殺されても文句がいえないほど。また、城同士やマフィアとの抗争もあり、かなりぶっそうなところ。早く元の世界に戻りたいと思いつつも、危ないところを守ってくれるエキセントリックな騎士のエースに惹かれていく。帰る道が開いた時、彼女は。。

コミックスとのコラボだそうで、話の進行より2人の微妙な心理描写がやや多かったか。ところで、市立図書館で借りたこの本、234Pまでしかなくて、「ページ欠」のラベルが貼ってあった。多分、コミックスのファンが前後のカラーイラストページを盗んだ?許せない!しかも、終わり方が続くっぽいので、お話の部分も本当はエピローグがあったのか気になる。

* オーロラ交響曲の冬   山口泉

主人公は、諏訪湖を思わせる星湖を望む星市の小6の少年。彼は友達の深雪、銀林とともに「オリオン三重奏団」を結成して、病院の集会室で練習していた。ある時、その病院に北欧から原発事故で被曝した小児患者が治療に訪れる。何ヶ国語も話せるビェッガの助けで、同じ年なのに天才作曲家として有名なマリクとも友達になる。

彼らを取材するテレビ局への反発や、大人の思惑、ビェッガの語る放射能汚染の実情、銀林の秘密などに悩みながらも、彼らとの交流を経てハクチョウや湖の自然も交えて、一歩大人になる主人公を描く。

太鼓の曲は単調だけれど、直接体に響いて、言葉がいらない全世界共通の楽器。

* 風と共に去るぜよ   吉岡平

「風と友に去りぬ」のコメディ版?坂本竜馬が本当は日本を脱出して渡米。南北戦争の時代にレット・バトラーやスカーレットと知り合いになっていたという設定。そこは、豪快な竜馬のこと、出来たばかりの潜水艦でスカーレットを助けたら告白されたり、敵の潜水艦と魚雷戦になったり、SFか?というドタバタぶり。

差別がひどい南部で、持ち前の豪快な性格で人種を問わず友達を作り、事件を解決するのが痛快。

* シンデレラの魔法が消えぬ間に   吉野匠

SF&サスペンス。衛は中3の男の子。特殊な初恋の想い出から、新しい恋に踏み出せない。友達が開設したチャットの隠しページの同じ学校の女の子と知り合う。彼女「葉月」は、か弱い美少女で礼儀ただしく奥ゆかしい。ところが、彼女の知り合いの評判は最悪。どうやら交通事故で入院した前後で性格が変ったらしい。友人の匠の協力で調べた先には、とんでもない事実が。そんな矢先、彼女が誘拐される。彼は彼女を守れるのか?

車で研究所に突っ込んだり、激しい展開ですが、根本の部分は恋物語。

* 六番目の小夜子   恩田陸

ホラー。雅子や秋が通う高校には、「サヨコ」と言う学校の恐い話のような言い伝えがあった。3年に一度、前代のサヨコから時代の誰かにカギが渡され、新しくサヨコになったものは皆にばれないように花を飾ったり、文化祭に関与する。その年のサヨコになったはずの人物が謎の入院、鍵を託された秋は、サヨコの秘密を探り始める。二番目のサヨコと同じ名前の少女が転校してくるが、彼女もサヨコなのか?彼女の動向を見守る秋にも災難が降りかかる。

学校独特の雰囲気や暗黙のルール、「鏡に死んだ子が映る」とか都市伝説みたいなもの、何故かすたれず受け継がれて行くのが不思議。

* 魔女の宅急便   角野栄子

アニメの方を最初に見ていたので、ムーミンなどのように、原作は静かなお話かと思えば。。とんぼさんはキキのほうきを偽物と取り替えるし、キキも走る列車の天井から忍び込む(アニメでは停まっている貨物列車に雨宿り)など、なかなかアクティブで現代っ子。挿絵はモノクロなので、キキのリボンはアニメの赤がかわいかった。

***          ***          ***

週末を2回使って、葉が落ちないうちにポプラを剪定、枝葉を次週清掃工場に持ち込んだ。
のこぎりを使ってかなり疲れた。
道に面してなければ、もう少しで紅葉が綺麗なのに残念。

11・23は富士山方面にドライブ。

静岡付近では雲ひとつなかったが、道の駅朝霧でマロンアイスを食べるころには曇ってきて、少し山頂の雲はとれたけれど、本栖湖でもやっとこの程度。休日でダイヤモンド富士を狙うギャラリーは沢山いましたが、待ちぼうけの確率が高そう。その後R52に抜け、つむぎの湯で疲れを癒して帰った。

Motosuko_fujisan_091123

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