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9月後半に読んだ本

* おれとカノジョの微妙Days    令丈ヒロ子

ハーフの美少年「なぎさ」は、母親が渡仏の間、母のいとこの3人娘の居る家に預けられる。名前もあり、先方の勘違いで女の子と間違えられたが、他に行くところもなくお世話になるが。。専業主婦の母の元で何もして来なかった彼には、同じ学年のもえみに教えられての家事は初めてで、今までの怠慢に気づく。逆にかわいいのに地味で内気なもえみに、かわいく笑うことと似合う服を着ることで女の子らしさを取り戻させる。もえみを好きになってしまった彼だが、悪いタイミングで男の子とばれて。。

自分ももえみのように地味な服ばっかり着ていた(今も)し、いつもしかめっつらで面白みが無いので、主人公に自分のことをけなされているようで居心地が悪い思い。


* ダイエットパンチ!  1~3巻    令丈ヒロ子

学園物&ダイエット物語。ヒロインのコヨリは商店街の美味しいレストランの娘、家や商店街のおいしい物でぽっちゃり系。お嬢様学校の学校見学で会った、素敵なお姉さまに憧れて受験しなんとか合格。入学式でいきなり生徒会長室に呼びつけられ、憧れのお姉様と再会もつかの間。。美しいのがモットーの校風に合わないと、老け顔のおばさんぽいガッシリデブのふな子、金持ちで白くてぽよぽよのお姫様デブの姫霞の2人と「ダイエット寮」に入れと。

自分はちょっとしか太ってないし、憧れのお姉さまに教えてもらえるなんて、と、一つ返事で入寮を希望した彼女だが。。そこは、3人で自炊しながらダイエットさせられ、最初は1500kcalの制限で寮長に厳しく監視される毎日。寮を抜け出しての買い食いに失敗したり、特待生でリーダー的なふな子とわがままな姫霞が衝突したり、糖分不足で倒れたり毎日ドタバタ。自分が一番痩せやすいと思ったのが、実は2人には複雑な家庭事情もありストレスで太ったと知り、甘えデブだった自分のダメな所を発見して落ち込む。敵も現れ、彼女達のダイエットは成功するのか?また、ダイエット寮の真の目的は?

食事の前の一杯の緑茶とかゆっくり食べるとか、ダイエットメニューのレシピも掲載されて参考になりますが、どちらかと言うと、学園ドラマの方が面白かった。

* 花は散り、若葉萌ゆ   横森理香

雑誌掲載の中編集。30-40代の体も心も曲がり角に来た女性の心理を読み切りで描く。
「あなたへと花を摘む」は、基地に勤めるヒロインが無口な兵士と知り合うが、彼は特殊任務の為、何も言わず故国へ帰ってしまう。一度、呼ばれて彼の元で数日を過ごすが、後はメールだけそれも中東で戦争があった頃途絶える。友達は遊ばれただけというが、彼女は待ち続け、素敵な出会いにも振り向けなくなっていた。

女性が体と心の不調を感じる、また独身と結婚しているので考え方が変る年代。主人公が食事や買い物に行く場所は、地方の私達からはバブリーに感じますが、東京の人には普通?

* 海へ向かう   前川麻子

ヒロインの中三のミナミは、母と2人で暮らす。彼女の40歳までの人生を回想しながら、親友だったオッコちゃんとの交遊と別れ、再会を描く。中三の時、オッコちゃんは大学生の恋人との外泊が元で父親に殴られ家出、ミナミの母の提案で、夏休みの数日を高知県の親戚で過ごす。帰った空港で、オッコちゃんは親に連れられ、そのままミナミの前から姿を消した。何人かで行った居酒屋で、10年ぶりに再会した彼女達、居合わせた人達に、オッコちゃんを紹介する時の言葉で傷つけてしまい後悔するが。。40歳の時、また再会した彼女達は親友に戻れるのか?

海へ向かうというタイトルは、山の小さい流れから出発する人生が、激流を経て流のゆるい落ち着いた河口に辿り着き、やがて死という大海に帰ることなのかと感じました。

* 天帝妖狐   乙一

「A MASKED BALL」はホラー&ミステリー。主人公の学生は隠れてタバコを吸うため、校庭の隅のトイレに通う。ある日個室のラクガキに気づくが、彼の他にも何人かが書き込んでいるようだった。顔を知らないながら、ネットの掲示板のように交流する彼らだが。。カタカナで書く「アイツ」が気に入らない人に天誅を加えるようになり、主人公の犯人探しが始まる。

「天帝妖狐」はホラー。コックリさんをやって、本当に狐に憑かれ、ケガをした部分が魔物に置き換わる宿命を背負った男と彼を助けた純粋な少女との交流。一時は職も得て平凡な人生を送れそうだった彼だが、金持ちの息子達に関わったばかりに、血なまぐさい事件に巻き込まれ。。静かな人間の心の交流と、バイオレンスの部分が、対照的で、恐さが倍増。

* DOMINO  六道慧

SF&ファンタジー。大異変で荒廃した地球。人々はいくつかの浮遊都市に住み、以前のナノテクの恩恵は受けていて、不老不死を手に入れていたが、生殖能力は無くしていた。子供は原子から組み立てて作られる。しかし、減ってしまった人類は殺戮王の闇に飲み込まれることを恐れて生きる日々。都市は次々と消滅していく。

特別な力を持つギンガは、元首の養子。2人が融合して一人になった「ドミノ」のアビヒコや羽を持つオリシャラと共に「ヤポン」の魂の力をもって闇や妖魔と戦う。敵とそっくりな幻影の少女に恋をするが、ギンガに嫉妬した仲間の裏切りによって死にかける。その時少女が現れて。。

ミクロの決死圏みたいなナノテクと、陰陽師の調伏のような古代日本の呪術が合体して面白い。しかし、乗り物が蛾っていうのは、、はね返りの女の子、ミヤズでなくても嫌かも。

* しゃばけ読本   畠中恵・柴田ゆう

いろんな所に掲載の対談集やテレビの現場に原作者が訪問とか、「しゃばけ」のメイキングや世界観の裏側がのぞける。特に柴田ゆうさんのかわいい「妖」達の挿絵の雑誌連載のを集めたりキャラクターごとにあったり、随所に楽しめました。鳴家(やなり)の絵描き歌があったけれど、やはり柴田さんのようにはかわいく描けません。

特に畠中さんの江戸風に書かれた、「担当者と打ち合わせの喫茶店がいつの間にか消える」話が秀逸。長居できない菰掛けの茶屋って、スタバとかドトールとか?逆の意味で高値でも混んでいる店ってカフェ系?確かに普通の喫茶店で長居が出来るほど空いている店って既にまずいかも。。漫画家のエッセイでも一日中店にいて何社もと打ち合わせなんてありました。

出かけていてテレビの実写版は見逃したのですが。

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2009/09/26、新宿で開催の ライナスさん の写真展を見に。星景写真という、星空と風景が一体となった、素晴らしい作品ばかりで感動。

JR東海の、休日乗り放題切符をベースに、御殿場線の新松田で小田急に乗り継ぎ、快速が来たので乗車。何とか座れたが、途中から混み、シートもぎゅうぎゅう。疲れたので帰りは小田原までVSEに乗ってしまった。後は東海道線。小田原-熱海も料金が別途必要になったので、普通の切符で東海道線で行った方が安かったかも。

VSEは人気あるようで、記念撮影の人が途切れず。

Vse_hakone27_090926

鳥では、蔵王山のサシバとオオアジサシを期待して愛知県に出かけたが、空振り。
あちこちで野菜を買って帰った。

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