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9月上旬~中旬に読んだ本&近況

* お菓子手帖   長野まゆみ

少年達の暮らす不思議な世界などお得意なこの方がお料理本?と思って借りたら、近年のお菓子の変遷と自分&家族史っぽいお話。年齢が近いのもあり、昭和のお菓子などは、あるあると共感。

東京などとは比較になりませんが、私のスイーツの思い出は、森永のエンゼルパイと明治ルックチョコレートで、エンゼルパイのフカフカ感とルックチョコの4種類のフィルが当時としては、画期的ではまりました。合成甘味料禁止の影響もあり、これで小学生時代に一気に虫歯になったけれど。。

スヌーピーの、ピーナッツの仲間のコミックスは私も揃えました。道端で売る5セントのレモネードが美味しそうに思えました。ただ、マシュマロを焼いたのは期待しすぎて、甘すぎてがっかり。もっと子供の頃のお出かけの時の特別なスイーツのお店は、大人になって好きな時に食べられるようになった頃には、ワッフルもアップルパイの店も閉店していたのが残念。

* 涼しい脳味噌   養老孟司

1990年前後のエッセイ集。脳死問題からシャイニングまで、多岐にわたる時事問題も含んだ短編。コミックスの「動物のお医者さん」で菅原教授が嘆いていたように、実際も有名大学といえども研究資金が無いというのは本当のことだったのだなと実感できました。あと、文中の本物の人体を樹脂で固めて標本にしたのは、人体の不思議展で解剖図のようなのを見ました。樹脂で固まっていたので、筋肉や臓器、骨格を、恐いとか気持ち悪いとか、意識せずに観察できたように思います。

* 芋たこ長電話   田辺聖子

もう20年以上前の雑誌掲載のエッセイ集。女流作家の”おせいさん”の所に、酒を下げて「あーそ-びーましょ!」とやってくる、「カモカのおっちゃん」との世相や経済も一刀両断の痛快なよもやま話。確か挿絵が山藤章二さん。中でもアポロが月に行ってから、科学は飛躍的に21世紀になったら、転送装置みたいなのは出来ているんではないかと私も信じてましたがそんなにうまくいかないもんです。特に「ホンネ透視版」なんか政治家の皆様には定期的に掛かって欲しい。

やや保守的で古い男性に描かれているカモカのおっちゃんですが、解説やテレビの連続小説によると、実際のおっちゃんは紳士的なフェミニストだったようです。「カモカ」の由来は本名からのニックネームかと思っていたら、そのドラマで、「噛もかー!」と子供に迫って脅す、都市伝説みたいな怪人だと解りました。

* おくりびと   百瀬しのぶ

映画のノベライズ本。映画を見ていないので比較は出来ませんが。。主人公はチェロ奏者として楽団に所属し、納得できる楽器も無理してローンを組み手に入れた矢先に楽団が解散して失業。親の残した山形の家に戻り仕事を探すが、やっと見つけた仕事は遺体を綺麗にして棺に納める納棺師だった。新しい仕事が妻にばれて実家に帰られたり、美しい女性の死体と思えば男だったり、腐乱死体に立ち会ってダメージを受けたり、悲喜こもごものシーンが展開する。友人の母の死に妻が戻ってくるが、和解できるのか?

最初は東京の楽団に居というプライドばかりだった主人公が、新しい仕事にプライドを見つけるまでの過程が共感できました。実際の納棺師の仕事を見ましたが、本当に生前のように化粧し、参列者の方に、「いい死に顔だね。」と言われるようにして下さいました。

* 帝国の双美姫  2    ひかわ玲子

ファンタジー。魔物や闇の神との攻防が続くハラーマの大地では、双美姫の二人と共に戦うべく、甥のゼラフィン皇子と魔道士のルークが同行していた。いきなり初陣になった彼らは、無力さを痛感するが、ルークの機転によって危機を脱する。その功からか、大帝自らが別行動する精鋭軍に加わるルークだが、甘さから危機に。

まだオカレスク大帝の真意が見えず、読者も?最後が思いっきり続く。。感じ。

* 騒がしい死者の街 - 優しい煉獄 2 -   森岡浩之

SF。生前の記憶データを元に、金さえ払えば電脳世界で生き続けることが出来る未来。そこは沢山の世界に分かれており、探偵の朽網が住むのは昭和の世界。自動車電話はあるが、携帯はなく、電脳世界ならではの、自分の記憶に検索をかける機能も使えない。しかもリアルに痛みを感じるし空腹にも。自分のデータが消失しないように、探偵業でかせぐ彼だった。

元が読みきり短編だったのでいくつかの異なる話ですが、電脳世界ならではの、飛行機事故で助かった少年の意識のバックアップが一人歩きしてしまい、その記憶が手軽に冒険や臨死を体験できる商品となるというのが未来にありそうでぞっとしました。

***          ***          ***          ***

この期間のお出かけは、2009/09/20 にウォットへ。

ウォットは、水族館という名前ではなく、浜名湖体験学習施設と付いているように、浜名湖の魚や生物、水産について勉強する施設。

もうハロウィンのコスチュームで、大水槽の魚のクイズと解説。

Wotto_daisuisou_20090920

クロアナゴやボラのように浜名湖や都田川の魚が多いけれど、
駿河湾や深海など、浜名湖以外のところの魚も。

24年前に発見されたイズハナトラザメ。

Wotto_izuhanatorazame090920

皆さんここで帰ってしまいますが、2階には書籍等勉強コーナー。
水産試験場の研究も別棟でちょっと公開。

隣の公園からのバーベキューの煙が美味しそうで、お腹が空きました。


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