« 2月後半~3月上旬に読んだ本 | トップページ | 4月前半に読んだ本 »

3月中~下旬に読んだ本

* しゃばけ   畠中恵

お江戸ファンタジー。ご存知しゃばけシリーズの最初。主人公の廻船問屋&薬種問屋の長崎屋の一人息子は体が弱くすぐに寝込む。親はもとより、実は人間ではない兄や達も若だんなをあまやかし、口うるさく監視する。嫌気が差してこっそり抜け出した帰り道、襲われたのを妖に助けられるが、別の殺人を目撃してしまう。

その後、薬種問屋の連続殺人事件に発展し若だんなは再び狙われることに。事件の様相から人間の犯行では無いと悟った若だんなだが、自らの出生の秘密も知ることに。

図書館で空いていなくて、最初の巻最後に読んでしまった。一冊まるごとの長編なので読み応えがありました。挿絵の鳴家がオニっぽい。

* 池袋ウェストゲートパーク Ⅵ -灰色のピーターパン-   石田衣良

灰色のピーターパン他、全4編。池袋の商店街で果物屋の店番をしながら雑誌にコラムを書く主人公の元には、今日もトラブルが持ち込まれる。トラブルシューターとして定着してしまった主人公だが。。

なまいきな小学生に一本取られそうになり、Gボーイズのドンにはからかわれ、押しかけ舎弟が出来たり、自分の周りもトラブルばかり。「池袋フェニックス計画」では、主人公の母親がきっぷのいい江戸っ子ぶりを発揮して大活躍。街は綺麗ならそれでいいのか、というのは考えさせられました。もちろん、治安の悪いのは困るけれど、東京のビジネス街みたいな生活感の無い街ばかりではそれも嫌だなと。

* 時をかける少女   筒井康隆

SF中編集。他、悪夢の真相、果てしなき多元宇宙。久しぶりに読みました。

やはり最初の、理科室・謎の実験のフラスコ・ラベンダーの香りの液体、設定からSFちっく。偶然タイムトラベルを経験した主人公は、その時に体験した事故を防ごうと告げるが信じてもらえない。自分でタイムリープできた彼女は、実験をしていた人物に会えるが、彼は普通の人間ではなかった。

これがテレビで放映された時、クラスで一時的にすごーくSFブームになりました。アシモフなんか読んでた人もいたけれど、私は筒井康隆や星新一とか小松左京など日本のSF作家が好きになりました。最近アニメでもやってけれど、最初のテレビの深町くんの俳優がミステリアスで印象的でした。

果てしなき多元宇宙は、少しづつ違う世界が無限に存在し、その中の科学者になっている自分の実験ミスで、近所の世界の自分と入れ替わるという設定が当時としては新鮮でした。

* 涼宮ハルヒの溜息   谷川流

学園物&SF。生徒会には無いものとされているSOS団だが、文化祭とあってはハルヒが放っておく訳がない。ハルヒの監督で映画を撮ることになった面々だが。。ハルヒの、外界に考えが影響を与える特異な体質が、朝比奈さんの目からビームが出たり、具現化してしまう。長門や古泉が後処理に駆け回るが。。

相変わらず朝比奈さんは未来人のくせにいじられてばかりのキャラ。

* ブログデザインの本   グロービズ

ブログのCSSなどの書き方。ココログは自分で書くのも出来るんですが、面倒なのでどうしてもテンプレートを利用しちゃいます。たまにはこんな本を読まないとタグや属性を忘れそう。

* 百万の手   畠中恵

SFテイストのミステリー。現代が舞台でしゃばけシリーズとはまた違う魅力。

主人公の中学生の夏貴は、母一人子一人で仕方ないとはいえ、束縛する母親にうんざりしていたが。。目の前で家族を救おうと火の中に飛び込んだ親友を止められなかったことに自責の念を抱きさらに落ち込む。手元に残った親友の携帯が鳴り、死んだはずの彼が画面に。と、ここまではホラーっぽいのですが。。親友に代わって、何故彼の家が放火されたのか調べる内に、自分の出生の秘密に迫ることに。それを知った時、犯人の魔の手は主人公に。。

謎解きの面白さの他、人の欲望の様々な形態、母親の婚約者との確執と和解、主人公が殺されそうになる緊迫感など様々な要素で楽しめる作品でした。

* くらのかみ  小野不由美

ミステリー&ファンタジー。ある日、主人公の少年は父親と一緒に田舎の本家に呼ばれる。一同に会したのは本家の相続人の資格がある面々だった。ところが、食事に毒草がはいって食中毒になったり、目印を故意にはずされて底なし沼に落ちかけるものや、不思議な人魂や井戸の異常。これは超常現象なのか、相続人を減らす目的の殺人未遂か?大人の思惑とは別に、仲良くなった子供達が事件を推理していく。4人ゲームで一人増えたのは誰?田舎の広い家とまつわる伝説が謎を呼ぶ。

他の作品では結構血なまぐさい描写もある作者さんですが、子供向けなので(漢字にルビが逐一振ってあって、返って読みづらい。)誰も死なないのが明るい作品に。挿絵も「誰も知らない小さな国」シリーズの村上勉でほのぼの感が事件の深刻さを消しています。

***          ***         ***

3月は本館の更新が滞ってしまいました。

外堀の桜も7~8分咲きで満開近し。
もう1日からは浅間神社の廿日会祭、今週末は静岡まつり。

お祭りの夜桜乱舞まで花が残っていそうで良かった。

Sunpu_sotobori_sakura090331

この新静岡センターの時計も、改装のためとりあえず見納めか?

Sotobori_sakura_center09033

バス停も県庁の次がJR静岡駅前になっちゃうのですごく不便そう。

|

« 2月後半~3月上旬に読んだ本 | トップページ | 4月前半に読んだ本 »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/3041/28673155

この記事へのトラックバック一覧です: 3月中~下旬に読んだ本:

« 2月後半~3月上旬に読んだ本 | トップページ | 4月前半に読んだ本 »