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7月後半に読んだ本

* 闇の守り人 上橋菜穂子

今放映中のアニメ、精霊の守り人の続編ファンタジー。
精霊の~で、ハードな用心棒をこなした後、しばらくタンダの元でのんびりしたバルサ。平安な生活の中に落ち着かない胸騒ぎを覚えて、生まれ故郷のカンバルへ帰る途中の洞窟で、闇の守り人に襲われる兄妹を助けたことから出自にもまつわる事件に巻き込まれていきます。

恩人の弟の陰謀を、山の民の助けを借りて打ち砕くまでのストーリー。バルサ、女性しかも30代とは思えない強さです。闇の守り人の正体は思いがけないもので。。

設定が中央アジアやアンデスを思わせる、芋の栽培やヤギの放牧で暮らしている高地。ジャガイモにヤギ乳バター練りこんだ皮に具を入れた揚げギョーザっぽい料理が美味しそう。

* 魔幻峡奇譚 1~3巻 (妖手の守護者、冥界の門、冥界の門)  ひかわ玲子

11年前の発行で、楽天では新本は在庫切れ。古本しかないようです。

オーラトゥナの谷にアヴェーラ帝国の軍勢が攻め入り、大虐殺が行われ一人も生存者が居ないはずが。。一人、また一人と生き残った子供達が少年少女になって現れるにしたがい、帝国が何故占領ではなく、谷の民を殺さなくてはならなかったか、谷の民も不思議な力を持つ人々なのに抵抗しなかったか、その恐ろしい闇の力の秘密が暴かれていきます。

5人の妖手の守護者の力を手に入れようとたくらむレンバーン王子との攻防や追撃をかわしての逃避行など、畳み掛けるよう。展開が速くて読みやすい。(3巻で完結)
5人揃って冥界の門を閉じる為に消えてしまったはずが、エンディングはちょっと謎を残して、ひょっとしてこれは続くかなと思わせる。

大気をあやつる力や癒し、攻撃魔法や予言の力はそれぞれふさわしい人物にわりられていますが、美形の繊細なトゥールが怨霊の操り手なのが対照的で面白い。父母を殺した敵であるアヴェーラの将軍に育てられた、主人公マナの心が最後まで帝国討つべしにならず、揺れ動くところもみどころ。

* 敵は海賊・正義の眼 神林長平

ハヤカワ文庫の人気SFシリーズ。猫型の宇宙人(なんと好物が海賊)アプロを追っていると、ギャグみたいですが。。精神凍結など特殊な力でちょっとは活躍もしているよう。今回は海賊課はなかなか登場せず、タイタンの一刑事が海賊の連続殺人事件を追ううち、海賊課との接点が生まれてやっとラテルやアプロが登場。大物の黒幕ヨウメイに反感を持たれて遊ばれ(といっても連続殺人鬼にされてしまう)カリスマ性を持つモーチャイを取り戻すのに腐心しますが、最後の攻防はちょっとヨウメイがなぜ彼を返してきたのか理解しづらい感じでした。ひょっとして、シリーズで読んでいれば伏線があったのかも。

手に取ったのは、シリーズ最初の、「敵は海賊・海賊版」はパソコンゲームになっていたなあと思い出したから。当時はゲームも1万円以上で、なかなか買えず、中身は不明でしたが。。

アプロは活躍している回もあるのかもしれませんが、今回は昼食を食べたいから出前を取ろうというのと、お腹空いた以外(なんと、ご馳走は海賊。)あまり印象に残るセリフがありませんでした。他のも読んでみよう。

帰りに時刻表と18切符を買って、ドトールでアイスコーヒーとオレンジロールを食べながら、どこへ行こうかなと。。

Dt_orangeroll

と、旧盆は連休が取れたので一路西へ。
どこまで行けるかは運転者の体力次第。
またしばらく更新が滞ります。。では!皆様も楽しい夏休みを。

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