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図書館で借りた本、2007年2月

しばらく間があきましたが、2月には2回本を借りました。

図書館の本は人気作家のは貸し出し中多く、新作は予約が一杯でいつ読めるか。

なので今回は知らない作家のを読んでみました。

* 麻城ゆう

最初に下記を読んだ作者さんの作品全体の印象は、戦隊物好き、おいしい物(特に甘いもの)好き。スプラッタな場面の表現は容赦なく、オブラートに包まない。テンポがいいので話の先が気になって途中で読み終われない。この位でしょうか。どれも面白いファンタジーでした。

  「反風水師誕生」、「反風水師その愛」

漫画家の朱雀きららが引っ越した隣には美少年の風水師。ネコがきっかけで彼のわがままに振り回されることに。彼の風水を元にビルを建てている天馬グループの社長の、これまた美形の青年実業家、堂山翔一郎もからんで、風水がらみの突然地盤沈下や地震が起きたり、虫の死骸が大量に集まっていたり、怪事件が発生していきます。名門風水師の家柄から逃げて生活している彼は都会好き。反風水師とは自然は嫌いで味方に付けられないが、自分が風水的に条件を整えたビルや土地などを使い風水を行うことから。

作者が変身物が好きなようで、特殊コスチュームに身を包み敵と戦っちゃったりします。マンションで過ごすだらだら感との対比でかっこ良くめりはりが効いて書かれています。2巻一気読み。

  「時代の巫女」 シリーズ1-4巻

これも風水と変身物のシリーズ?時代は20××年、首都機能移転後の東京。今度の主人公は小説家の息子、宮坂白竜。生まれ持つ青竜の力で人の考えや感情を読みます。彼の通う学校が風水的に東京のミニチュアであったことから、生徒の失踪や殺人事件が頻発。人間が突然獣に変身してしまう、獣格化現象に発展していき、やがてそれが首都壊滅寸前の事態に。

獣に変身した人々は理性がなくなり、暴れまわります。獣格化が起きても、過去にやさしくした動物が守護して理性を保っている5人の若者が、謎の風水占い師フィフティ・フィフティの助言を受けながら。人間すべて獣格化をたくらむ水の巫女に対向して活躍します。戦隊物みたい。彼らの敵か味方か判らない、朱雀きららの娘、鈴鹿朱乃の正体は最終巻でやっと明かされます。

堂山翔一郎を翔ちゃんと呼ぶフィフティ・フィフティって前シリーズのあの人??

  「蒼の伝説」 1-3巻

下記は3巻の完結編、「亡国の聖花樹」

楽天で見つけたのに少し古い本なので品切れですか。。額に2つの目を持つ精霊族の王となる証しである聖花樹の種を持って生まれて来たにもかかわらず、その木が忌み嫌われる夕咲き(そこでは植物は昼しか花を付けてはいけない。)だったために、死んだことにして城を脱出した銀花。ミレの尽力で聖花樹が人に寄生する植物だったことや、特権階級の精霊族が、実はただ植物に寄生されているだけなのがあかされます。(あがめていたものの正体が寄生生物なんて神官)魔族の神官に捕らえられて水鏡で世界を見守るだけだった銀花の決断で事態は急展開。魔女神の意外な正体も見所。舞台が東京の上記2作品と違い、ファンタジーの世界にどっぷり浸かれる作品でした。

  「月光界・逢魔が時の聖地」 「いにしえの残照」

「いにしえの残照」

月光界シリーズのジョーロウ崩壊のお話です。時代劇で言うと「悪の城代家老」に乗っ取られた国を、真牙、緑魔、そしてショッキング・ブルーが聖堂の太陽を呼ぶ呪器を破壊する為に活躍します。そして崩壊はしたものの最悪の魔物は封じることが出来てハッピーエンド、、ではなく暗黒丸は右腕を失ったまま行方不明。玉は体を失いショッキング・ブルーの行方も語られません。最後の蘇ったスフィンクスとサファのやりとりも「次回シリーズへ続く」予感が。。

ということで、その次の「月光界・逢魔が時の聖地」シリーズ3巻↓

「月光界・逢魔が時の聖地③」

前シリーズで行方不明の暗黒丸は片腕や妖魔の力や髪の色を失った。突然現れたスフィンクスの言葉でハンカへ向かい、月の神祇官の片腕となり、しだれ沼へ入る機会をうかがいます。当然ショッキング・ブルーも現れてスト-リーに絡んで。。。ちょっと策士なハンカ公ターコイズの真意や見た目はごつい沼の警備隊長の秘密、怪しげな月の神祇官トープの正体も3巻であかされます。

最後に妖魔の里の長の継承者の女の子の卵がてに入り、母の死の真相も判明。兄弟もいちおう和解してハッピーエンドかな?と思ったら意外な人が死んでたり。それと、玉が魂だけで体も作らず運ばれていた理由ってこれだったのか!と納得。ただ、12の国の下に眠る魔物との戦いがまだあるのかと連想させる終わり方ではありましたが。。ひょっとして前、前々シリーズから14巻でも終わらず続きがある?

しかし、空間がゆがんでいるしだれ沼を想像すると、ダリの「溶ける時計」を想像して。。

      *****          *****          *****

*前田栄

この方の作品もおいしそうな料理がいっぱい登場します。

  「結晶物語」3巻

「結晶物語」③

妖怪の白夜と、その息子で人間とのハーフの質屋を営む凍雨。その2人にこき使われる、壮絶な過去を持つ凄腕の黄竜が、毎回彼らの持ってくる面倒に巻き込まれてしまいます。妖怪に狙われたり、人魚刀を託されたり、金のリンゴを探せとか。。凍雨の人間の感情を結晶化して舐めるのもすごいのですが、白夜の「時を舐め取る」究極の技で危機を切り抜けたり。

余談ですが、毎回凍雨へのみつぎ物として持ち込まれる和菓子がおいしそうです。

  「春夏冬中カフェにようこそ」

これこそ半分はグルメ小説では?大金持ちで趣味で喫茶店を経営すると言う祈常に誘われ、お試しでバーチャル体験ルームに足を踏み入れたタケル。そこでは店主は白キツネの妖怪になり、ネコ耳としっぽを付けたウェイトレスの女の子がネコマタになったり、妖怪が登場して異世界でのバトルが繰り広げられます。(しかし、そこでもグルメ)これは本当にゲームかと疑ったタケルにも隠された秘密。

しかし、九尾のキツネくらいになれば、妖気ですぐ尻尾なんか生えそうですが。。最後はタケルがパワーを自覚しなかったことにして元の喫茶店で眠った設定で終わるのが「続く」感じ、と思ったら、続編もありました。

2人の作品とも大変面白かったのでまたあったら借りて来ようかな。

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コメント

麻城ゆう作品なら、同じYA棚にある
「特捜司法官S-A」(1,2巻)がおススメ。
WINGコミックス(新書館)の「JOKER」シリーズの
外伝の位置づけです。
(原作:麻城ゆう/画:道原かつみ)

本編の「JOKER」シリーズは図書館近くの"BOOK-OFF"で
立ち読みしてみてこ。

投稿: ろーらん | 2007年3月 9日 (金) 午後 10時16分

ろーらんさん、こんばんは。
って、そのハンドルで来ましたか。。

麻城ゆう、どの作品もテンポのいい展開でさくさく読めて面白かったです。

「特捜司法官S-A」、最初はあったけれど、
次に借りた時は貸し出し中でまだ読んでない。
「JOKER」シリーズはその内読んでみたいと思っています。

URLを入れないとメアドが表示されてしまうので、管理人側で消しておきました。本メアドじゃなく、投稿用の捨てメアドにして。

投稿: 星月夜 | 2007年3月 9日 (金) 午後 11時00分

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